アジアに向けた最後の限定のロジカル・ワン。
ローマン・ゴティエを代表するロジカル・ワンは、フュゼチェーン(鎖引き)スタイルのコンスタントフォース機構を搭載した革新的なモデルです。2013年に発表され、同年のGPHGでメンズ・コンプリケーションウォッチ部門賞を受賞。伝統的な時計製造技術と現代的なデザイン、そして卓越した美しい仕上げが融合したロジカル・ワンは、時計愛好家やコレクターたちのあいだで人気を博しましたが、10周年を迎える2023年に生産終了となります。
昨年、ローマン・ゴティエは、ファイナルエディションとして、ホワイトゴールドケースモデルとチタンケースモデルを各20本のオーダーで生産終了することを発表しましたが、今回アジア限定(日本、台湾、シンガポール)のロジカル・ワン タンタル リミテッドエディションが追加されました。
アジア限定モデルは、ケース素材にタンタルを採用。タンタルは、加工が非常に困難な素材として知られますが、ステンレススティールの2倍の重量があり、独特の光沢があるため、時計に採用されると重厚感と美しい質感を兼ね備えた仕上がりになります。美しい手仕上げに定評があるローマン・ゴティエにかかれば、素晴らしいものになるのは間違いありません(プレスリリースの画像からはそれが少しわかりづらいですが…)。
価格はいずれも2420万円(税込)。限定本数は、生産終了となる2023年がブランド創業18周年にあたるのにちなんで18本です。
ファーストインプレッション
15世紀に発明され、懐中時計に使われていた古典的なフュゼチェーンは、主ゼンマイのトルクを一定に保つための機構です。ローマン・ゴティエは、独自の解釈を取り入れたフュゼチェーン機構を誕生させました。一般的なフュゼチェーンは、チェーンを円錐形の滑車(フュゼ)に巻きつけることでトルクを調整しますが、ロジカル・ワンでは低速で回転するスネイルカムを採用しています。これによって通常よりも短いチェーンで効率的な調速を実現。チェーンには、摩擦や耐久性に優れたルビーが備えられ、さらに主ゼンマイの香箱を2枚の人工サファイアプレートのあいだに挟むことで、摩擦を軽減しています。
ロジカル・ワンは、主役であるこの独自のフュゼチェーン機構をムーブメントの文字盤側に配し、またケースサイド9時位置のゼンマイ巻き上げ用のプッシャーを採用することで、目と触覚で時計を最大限に楽しめるように作られています。
また、ローマン・ゴティエのすべての時計に期待される手仕上げも施されています。ムーブメントには、面取り、フロスティング加工、スネイル装飾、ヘアライン仕上げ、サーキュラーグレイン装飾が見られます。
アジア限定のタンタル リミテッドエディションは、ロジカル・ワンがもつすべての魅力をタンタルとゴールドのツートンケースに閉じ込め、最高の形で完成させました。ロジカル・ワンの最後を飾るのにふさわしいのではないでしょうか。
2023年のロジカル・ワンの引退は寂しいですが、これから一体どんなアイディアや発明がローマン・ゴティエから飛び出すのか、今後のプロジェクトが楽しみでなりません。
【関連記事】:ankopiスーパーコピー サイト ランキング
ninki888買ってみた URL 2022年04月27日(水)22時51分 編集・削除
スーパーコピーサイトランキング必ず届くブランドコピー買ってみた口コミ優良サイト!